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ぶじかえる_1


■品川神社


タマヲが幼き日を過ごした京浜急行沿線。
品川区は品川神社の品川富士の麓で
『ぶじかえる』に出会った。


品川から京急に乗り換えると、
客層がいなたい雰囲気になった。
いなたい雰囲気とゆーのは、
おぢさん連中が、何故か帽子をかぶっていると
漂ってくるのだ。

野球帽か、ツバつきのベージュ帽。
手元には、スポーツ新聞。
開いているページは、競馬欄。
さすがに。耳にえんぴつを掛けている姿は見えないが、
おじさんとゆーよりは、『おっさん』って感じ。

そらそーだろ。
この京急沿線には、競馬場・競艇場・競輪場が隣接されていて、
とある時間帯になると『オケラ』電車となるのだから。


私はそんな京浜急行沿線で産まれ、小4までを過ごした。

小一の時、クラスメイトのお兄さんが競輪選手で、
「競輪の自転車にはブレーキがないのよ」
と教えてくれたコトを、今でもハッキリ覚えてる。

「ブレーキなしで、どうやって止まるの?」
と質問した私に、クラスメイトは自慢気にこう答えた。

「ハンドルを強く握ると、徐々にブレーキがかかるのよ」

それを私はずーっと信じていたのだよ。
責任取れ!>M(←クラスメイト)o(">_<)っ★(#'3')


さて、品川駅を出発した京浜急行は
北品川駅を通り越し、新馬場駅へと差し掛かる。
線路沿に走る第一京浜に目をやると、
道沿いに、何やらこんもり山のような
崖のようなモノが目に入った。
折りしも時期はGW。
そのてっぺんで、鯉のぼりが泳いでる。

そーいやあ、品川神社には
『品川富士』があるって書いてあった。
と思い出し、
電車を下りると、地図も確かめずに
山のようなモノを目指す。

品川方面のの改札を出て左。
突き当たり右の階段を下りると、
目の前には、第一京浜を横断する信号がある。
そこから、右斜め向かいに
電車から見えた山のようなモノが見える。
信号を渡れば、山のようなモノはすぐ目の前だ。

品川神社入り口

山のようなモノは、やはり品川富士であった。
品川富士の真横に、階段の境内へ続く階段がある。
階段の入り口には鳥居があって、
『品川神社』と記されている。

やはりここだったか。
と、階段を見上げると、ため息が出た。
階段が急で、長いのだ。
お年寄りには辛かろう。
こーゆう階段には、
しっかりとした手すりをつけて欲しいものだよ。

それとも、階段を登れないヤツにお参りする資格はないっ!
って言う、厳しい姿勢なのだろか?

厳しい姿勢に挑み、階段を上りきると
広い境内が見渡せる。
ちょっとした公園スペースもあって、
子供がパンダライドに乗って遊んでいるのが見える。

さて、どこから探したものか・・・。

まずは、左手のお稲荷様へ。
すると、お稲荷様の左隣、
品川富士の斜面をくり抜いた穴の中に
目指す『ぶじかえる』ちゃんがおりました。
品川富士の“ふじ”と“蛙”で『ぶじかえる』
なんだそうだよ

びっくりしたのは、その目の黒さ!
墨色で黒々と塗られているのだよ。
まるで、満願成就した達磨さんの様。

一瞬・・・気持ち悪い・・・と思わなくも
なくもないようなあるような・・・
いや、一瞬のコトだったので、記憶は定かではない。
とにかく、驚いた。ってコトさ。

カエルちゃんは、2体。
親子か、夫婦かは不明。
葉っぱと泥にまみれながらも、仲良く寄り添っている。

旅行をする予定もなく、
車に乗るワケでもないが、
尼崎の脱線事故があったばかりだったので、
帰りの道中の安全を
『ぶじかえる』に祈ったGAPPEなのだった。





《追記》
 【品川富士】と言うのは【富士塚】のこと。
  人工に作られた富士山で、
  ここに登れば、富士登山をしたと同じコトになる
  と言われています。
  富士山信仰のない土地では、馴染みの薄いモノのようですね。

  品川神社にお寄りの際は
  『ぶじかえる』の横にある『狛犬』もご覧あれ。
  狛犬をこよなく愛す、狛犬研究会(会長・三遊亭円丈師匠)の皆様が
  建立したばかりの狛犬なのです。
  品川神社を訪れたとき、狛犬を観察しているおじさまがおりまして、
  もしかして“こまけん”の会員かも?
  と、カエラーとして、なんとなく親しみを感じてしまいました。



ぶじかえる_2 ぶじかえる_3


■住 所
  東京都品川区北品川3−7−15
■交 通
 京浜急行『新馬場駅』から徒歩3分
■関連サイト
 品川神社
 品川宿の富士信仰
 狛犬研究会

■訪問日:2005/05/03