【矢切のぶじかえる地蔵(安全地蔵尊)
/千葉県松戸市】

連れて逃げてよ♪と言ったワケではないが、
夫とふたり手に手を取って訪れたのは、
名曲『矢切の渡し』で有名な千葉県は
松戸市矢切。

松戸市の隣で育ったタマヲではあるが、
北総鉄道北総線って鉄道なんか乗ったこともないし、
聞いたこともなかったよ。

で、降り立った北総鉄道北総線『矢切』駅。

さて、目指すカエルちゃんがいるのは
かの有名な『野菊の墓』の文学碑があるあたり。

野菊の墓の文学碑はどこぢゃいな?

と、改札を出たところでキョロキョロ。

改札は地下にあって、
改札の左右に地上へ上る階段がある。
しかし、その階段はどこへ向かっているのか?
まったく記載がない。

みどりの窓口にも、観光案内なんか置いてない。

仕方がないので、
改札から左手の階段を上がると
駅のロータリーに出た。

野菊の墓の碑はどこに??

キョロキョロと見回すが、
矢印だの看板だのが見当たらない。

ロータリーをうろつくと、A2判くらいの
観光地図があった。

まったくもって、観光に力が入りすぎているぜ。
矢切ってばよー。

観光地図を確認すると
野菊の墓の文学碑は、駅から右手へバス停1つ分歩いて
江戸川のほうへ少し下ったあたりにあるらしい。

東京都からたった1つ進んだだけの駅なのに、
この田舎感といったら・・・。ちょっと驚き。
ふた昔前くらいの、しかも寂れた商店街的な
商店がまばらに並んでいる。

しかーも!野菊の墓の碑へ向かう曲道に
何の印も出ていないのだよ。

やる気マンマンだな?!矢切!!

矢切下のバス停を目印に、左に折れると
矢切神社があり、そこに観光地図を発見。
目指すカエルちゃんは、すぐそこだ。

野菊の墓の碑へ向かう手前に
「やすらぎの像」なる石碑があり、
お地蔵様がつらつら〜っと並んだ一角がある。
その一番右にいるのが、目指していた
『ぶじかえる地蔵』(安全地蔵尊)なのであーる。

大きな蛙の背に乗ったお地蔵さまは
まるで、ジライヤのよう。
ジライヤが乗っているのはガマガエルなので
平ぺったいが、ここのカエルちゃんは
横幅があまりなく背かさがある。

何カエルなのかなー?

と覗き込むと、おなかに「安全地蔵尊」と
しるしてありました。

次の瞬間・・・ガツーンッ!
タマヲの目から火花がっ!!

お地蔵様を前にしながら、ちゃんとご挨拶もせず
撮影に興じた罰があたり
ぶじかえる地蔵の周りを囲っている木に
頭をしこたま打ってしまいました。

カエルの撮影もいいケド、礼儀はキチンとしないと・・・。

またひとつ勉強をしたタマヲなのでした。


■住 所
  千葉県松戸市下矢切
■交 通
  北総鉄道北総線「矢切駅」より徒歩15分
■関連サイト
  北総線沿線ガイドHPより「矢切駅」
■訪問日:2007/05/03

Googleマップ【東京ケロリン村】

矢切・ぶじかえる_1

矢切・ぶじかえる_2

矢切・ぶじかえる_3

矢切・ぶじかえる_4

矢切・ぶじかえる_5

矢切・ぶじかえる_6